久しぶりに奥華子さんのインストアライブへ行ってきました。
アメブロを書きはじめて最初の記事が昨年7月2日の奥華子ライブレポート。彼女に会うのはあの日以来ですね。
普段は自転車通勤ですが、この日はいつもより30分早く4時半に起き、いつもより早く家を出てバスと電車の始発に乗って職場へ。なんと自転車よりこの方が時間掛かるのです。
15時に仕事を終えて、電車で職場と正反対の福岡空港、そこから更にバスで糟屋郡粕谷町にある会場のイオンモール福岡へ16時半に到着。
職場を出てから1時間少々。ちょっとした旅ですね。
開演は18時からなので、フードコートで珈琲を飲んだりして少し休みました。
開演30分前に、広大なイオンモール福岡内のイーストコートへ。
もう早くも超満員。並べられた椅子は全て埋まり、奥の人が立ったり坐ってたりして開演を待っておられました。
自分も向かって右のスピーカー側の5、6列目あたりに立って待ちます。
スタッフさんから注意事項やサイン会の手順等の説明を受け、それから、テレビの情報番組「めざましテレビ」のカメラも入るという話も。
確か24日(つまり本日)、このライブの模様が番組内で紹介されるそうです。
その後奥さん登場。新曲と思われる曲や、「初恋」「ガーネット」等を断片的に演奏され、真剣に確認をされていました。
そして、いよいよ本番の時間です。
奥華子ニューアルバム「good-bye」リリース記念ミニライブ＆サイン会 福岡公演セットリスト
シンデレラ
二人記念日
初恋
春色の空
ロスタイム
ステージに立った彼女の衣裳は、オレンジのパーカーに白と黒のチェックのスカート穿き。それによく見ると、トレードマークだった赤メガネではなく黒ブチメガネです。
ブログ等で拝見して知ってはいたのですが、まずおどろくのは彼女のスカート姿。
以前のブログ等で、私がスカートを穿くというのはまず無いなどという話を読んだことがあるので、どういう心境の変化だろうと思いました。
でも、似合ってましたよ。
先行発売のシングル曲「シンデレラ」を演奏。
悲しい、別れの曲。
あたしは突然 魔法が解けたシンデレラみたい
別れた後の心境を綴るこの一節が印象深い。
2月22日、このライブの翌日に発売となった新アルバム「good-bye」より、次は「二人記念日」。
新アルバムのタイトルについて、書き溜めた曲を集めてアルバムを制作しようとしたら、別れの曲が多かったのでこのタイトルになったと話します。
しかし、前向きな別れをうたったそうです。
この曲は初披露なのだそうで、カメラが入っているからではないけど、緊張してますと奥さん。
数多くのストリートライブをこなしてきた、これほどの音楽歴の方でも、やっぱり新曲の初披露は緊張するものなんですね。
手拍子してもらうか、リズムオケを鳴らすか、迷ったので観客の皆んなに任せますと、委ねてきました。
観客はパンパンパンと、手拍子で應えます。
それを見た奥さんの合図で、途中からパン パン パンの手拍子に。
演奏を終え、任せるって言ったのに手拍子を変えてしまったごめんと奥さん。
今回唯一の旧作品となった「初恋」(これも切ない別れ)。それから再び新アルバムより、前向きな曲ができたので手拍子をお願いと、「春色の空」。
この新アルバムについて、毎日聴いてもらわなくても構わない、この作品が皆んなの日常の一部になってくれたら。
大半の曲は昨年書いたもの。かの震災の後出会った少女とのことが制作の切っ掛けとなった作品(『悲しみだけで生きないで』のことかな？)も、迷ったけど収録したといった話もされてました。
会場は平日にも関わらず超満員でした。2、300人くらいはいたかもしれません。
最後の曲「ロスタイム」が演奏され、ライブは終わりました。
深々と頭を下げる奥さん。初めて彼女を見た時も、これに強く引き込まれました。
そして、久しぶり、本当に久しぶりのサイン＆握手会です。確か2009年発売のアルバム「BIRTHDAY」の時以来か、。
MCで、スタッフにお願いしたと話す奥さん。これはたっての願いだったようです。
すごい長蛇の列ができました。
列から垣間見える奥さん嬉しそう。
思うのですが、ストリートミュージシャンだった彼女はこうしてサインを書き乍ら観客ひとりひとりと話すことが刺激となり、新しい創作の切っ掛けを作っていくのかなと感じました。
自分は最後の方だったので2時間くらい並びました。
久しぶりに話していると、振ったワケではないのですが、自分のハンドルネームを見て確かかなり前から来てくれてる人だと思い出してくれ、感謝されました。
自分が奥華子のことを知ったのは、2007年8月。
当時よく福岡にきてくれていた音楽デュオ、やなわらばーを観に出かけたイベントで偶然共演されてた彼女の演奏を聴いてからです。
演奏を聴いた後握手会の列に並び、目当てのやなわらばーの演奏が始まった頃に対面。
「今日は私に会いに？」との彼女の質問に、やなわらばーの生演奏をバックに「やなわらばー目当てで来ました」が初めて彼女と交わした言葉。
そんなことを懐かしく、思い出しました。
会場で偶然お会いしたmixiマイミクさんとふたりで、握手会が終わるのを待ちました。彼は熱心な奥さんのファンで、奥華子ライブ九州ツアーは全て観に行かれるそうです。
残った我々やスタッフさんに謝意を述べて立ち去る奥さんを、手を振って見送りました。
そして、一緒に食事。
かつて、自分が書いた日記を読んで、吉崎硝子さんのCDRを通販で買ってくれた彼。3月1日のワンマン一緒に観に行かないかと誘ってみたのですが、やはり平日で開演まで日がないので無理そうでした。
それ以外は、ちょっと、何を話したか書けませんね。いろいろね、。
シャトルバスで福岡空港へ行き、地下鉄で帰路に。
彼は博多驛で下車。
また何処かの会場で会いましょうね。