東京ライブ2DAYS(前篇) | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
1ヶ月ぶりの東京は雨。
傘を持ってきていなかったので、新宿驛近くのアウトドアショップで折りたゝみ傘を買いました。

今年最初のライブ遠征は21、22日の2DAYS。

21日にキョロザワールドさんのライブ、そして22日に吉崎硝子さんのライブを観て、23日に帰る予定でした。

しかしこの数日前に急遽硝子さんのライブが決まり、その日は21日。しかも滅多にないツーマンライブで、会場は自分が泊まることになったホテルの近く。
よりによって思い切りキョロさんのライブと被ってしまい一瞬迷いましたけど、先にキョロさんと約束したので、予定通り硝子さんの21日のライブへは行かずにキョロさんのライブを観に行くことに。

「約束」したら、それはいかなることがあっても最優先で守りたい。

それがいよいよ当日になってから、キョロさんの出番がトリで、20時45分頃からの出番。そして硝子さんは先行で19時半から20時15分頃までの出番だと知りました。
東京へ到着してからこれはもしかしてと、かなり早めに会場がある新宿歌舞伎町へ。
硝子さんのライブが行われる場所から西武新宿驛へ歩き、電車でひと驛乗って高田馬場で下車してキョロさんのライブが行われる場所へ。
どちらも初めて行った場所で少し迷いましたけど、それでも35分で移動できました。

両方のライブが観られる!
もしこの日キョロさんのライブがなかったら2泊しなかった。もし双方の会場が離れていたらハシゴなんかできなかった。
あまりにもできすぎた偶然に感謝して再び歌舞伎町へ戻り、花園神社へ御參りしてから一旦ホテルへ向かいました。

※吉崎硝子さんのセットリスト
きょうあした
ナイト*トレイン
弱虫
君と僕の物語
ライフ
クモに嫉妬
探している
足跡


硝子さんのライブが行われる会場は、歌舞伎町にあるちいさなバー、REXBER。

開場前に到着。
ドアが開いて、硝子さんと共演者の青木紗織さんが出てきました。
わ~っと硝子さん(笑)。
事前に、この日はキョロさんのライブへ行くのでと伝えてたので、マサカマサカです。
事情を説明。自分も当日までまさか会えるとは思わなかったので、嬉しいです。

開演まで硝子さんや観客たちと談笑。

いよいよ開演。硝子さんはとてもよい表情。リラックスムードです。
1曲目は「きょうあした」。
あゝ、帰ってきたんだな、此処に帰ってきたんだなと思いました。

たゞいま。

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ライブは、ステージと観客席とが近く、MCの途中で気軽に硝子さんが話しかけてきたり、観客席からチャチャを入れたりと、とてもアットホームな雰囲気のライブとなりました。
セットリストが決まらなくてと硝子さん。「ライフ」は、その場で観客からリクエストを募り、演奏されました。

6曲の演奏を終えたところで時計を見ると、そろそろ時間。少しステージは押していました。
あと1曲。昨年発表したばかりの切ない新曲「探している」まで聴き、ラストの「足跡」演奏前に退席させてもらいました。
思いがけず硝子さんのライブに行けて楽しかった。

また明日ね。








時計を見ると5分遅れ。バーを後にして西武新宿驛へ走る!
西武新宿から高田馬場驛へ、そしてまた走る!


※キョロザワールドさんのセットリスト
星の命のように
私には見えない
それが愛なら
クローバー
君の望む世界
詩:『記念日』
夜は朝をつれてくる
しるし
※アンコール
魚は海を歩けない


キョロさんのライブが行われるのは、この驛からほど近いところにある、四谷天窓。
硝子さんもライブを行ったことがあり、名前だけは知っていましたけど、入ったのは初めてです。
観客席後方にお座敷があるのが印象強いですね。

ちょうどキョロさんの前の出番の方が終わったところでした。予定どおり間に合いました。

彼女に初めて会ったのは2010年8月20日。
自分のいろいろなことが解決し、あの日、ようやく1年半ぶりに硝子さんのライブを観に出かけました。そのときの共演者さんだったのです。
しかしその時は印象に残らず。

その後、自分がほとんど毎月硝子さんのライブを観に出かけるようになると、硝子さんの友人でよく共演となる彼女にも会うようになりました。
彼女のステージは会う度に良くなっていくのが分かりました。

機材の調整を行い、一旦楽屋へ引っ込んでからジャーンとテーマソングとともに現れるキョロさん。
これ、お約束のようです。

まずは、沖縄旅行中に満天の星空を見上げて制作したと聞いたことがある「星の命のように」。
これ好きだな。
この曲を聴いて以来、職場へ向かう峠道で星空を見上げる度に思い浮かびます。

今回も昨年12月4日に観に行ったときと同じく、パーカッションの酒井タカフミさんがサポートとして入り、おふたりでのステージでした。
この方もさりげなく上手い。

3曲を終え、MCで汗の話をはじめるキョロさん。よく見るとすごい汗。
首のあたりがびっしょりと濡れていて、髪の毛も張りついています。汗かきさんなのかな。

他に、言葉をとくに大切にしているということをおっしゃってました。音というよりも言葉だと。
歌う詩人と呼ばれる彼女。「記念日」という、少々痛みも感じる自作詩をひとつ、ステージでお読みになりました。

確か、昨年10月21日に行われた硝子さんとのツーマンライブの後くらいから始まった毎日ニコキャス。
自分が見た最初の放送で彼女が演奏したのが、次の「夜は朝をつれてくる」。
あの東日本大震災のあと胸を痛めて制作したという曲で、これずっとステージで聴いてみたかった。

  夜は朝をつれてくる 朝は希望をつれてくる
  願いは必ず届くから 光はまた届くから 信じることをやめないで

力強い、印象強い、言葉。力強くてしかし何処か脆さを感じるボーカル。
彼女もまた、初めてお会いした時と比べ物にならないくらいの成長を遂げていました。見にきてよかった。

ラストは彼女の代表曲ともいえる「しるし」。
まさに熱唱。そしてアンコールです!

私とサポート音楽家と会場の皆んなを併せてキョロザワールドなんだよと話してた彼女。
アンコールは和やかな雰囲気の「魚は海を歩けない」。
んたった、んたったの部分を会場の観客と合唱。
温かいムードでライブは終わりました。

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ステージを終えたキョロさんやファンの方たちと談笑。
キョロさんが2曲で参加されている「月刊NOMAD2011オムニバスCD」を購入し、キョロさんと、酒井さんにサインを入れてもらいました。

キョロさんの存在がだんだん自分のなかで大きくなっていきます。
しかし福岡に住んでいるとなかなか気になる全員に会いに行けない。それがもどかしいですね。

キョロさんまた会いましょう。

約束、しましたよ。

この翌日のライブレポートに続きます。