やさしさのリレー (六) | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
リレー日記の2回目で紹介した「雨ニモマケズ」。
香港にてチャリティーライブが行われていた頃、被災地ではテレビもインターネットも見ることは叶わず、またはそんな暇も無く、携帯電話も中継アンテナが破壊されるなどして、一部しか使用できなかったと聞いています。
このリレー日記の3回目で紹介したあんべ光俊さんが制作した名曲「遠野物語」の舞台となった岩手県遠野市を拠点に、公的支援が届かない震災被災者を直接支援する活動をされている一般社団法人「プロジェクトNext」をひきいる打越氏は、その香港のチャリティーのことを後日知り感激したそうです。

この映像は、香港の人たちの心のこもった支援に対する感謝の気持ちを込め、制作されました。



應援ソングをリレーする日記の6回目は、松尾一彦さんがうたう「言葉にできない」です。

彼は、伝説的なバンドであるオフコースにギター&ボーカリストとして加わり、一時代を築いた方です。
バンド解散後も現在まで精力的に音楽活動をされています。あんべさんとはオフコース時代から交流があり、氏のバンドスタイルでのライブ時にサポートギターリストを務めることも。

「言葉にできない」といえば、先日ライブを観に出かけたばかりの小田和正氏がオフコース時代に制作し、いまも語り、歌い継がれる名曲です。
松尾さんのボーカルは、歳月を重ねた男がだけが出せる味がありますね。
そしてなんといってもハーモニカ。オフコース時代の演奏では彼がハーモニカ担当でしたから、ある意味こちらも「本家」といえます。

この曲は、Amazonなど、着うた・着うたフルを扱う各配信サイトで配信中です。収益はすべてプロジェクトNextの支援活動費に充てられます。

何かを感じ取ってもらえれば倖いです。

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