前回に続いて
叔父の【おしゃれ人生】を綴ります
今日は叔父の買い物の流儀について
流儀というのは大袈裟だけれど
叔父の辞書には
【衝動買い】という文字はなかった
気に入ったものを見つけたら
何度も何度も、その店に通い
お店の人と
その素晴らしさについて語り合っていた
私もよく連れて行かれた
中高生の頃の私は
そんな叔父を見ては
「そんなに気に入ったなら
早く買えばいいのに」
毎回そんなふうに思っていた
買わずに眺め触り
「いいねぇ」と言う叔父が
不思議でならなかった
手にするまでの喜びを心ゆくまで味わう
そんな感じだったのだろうか
そんな叔父の好みは
フランスやイタリアといった
ヨーロッパのものから
トラッドや軍物といった
アメリカのものと幅広かった
歴史、背景も含め、服を愛していた
大切にしていたはずなのに失くしてしまった
そして もう一つ
叔父の買い物で特長的だったことが
同じものを何着も買うということ
かなり高価なものは一着だったが
それ以外は
やや高価なもの(叔父にとって)は2点
そうでないものは数点
シワが!!(^◇^;)
押し入れの中には
なんと!H&Mの白シャツが25枚もあった!!
ユ◯◯ロのCMは断ったのに
私は「世界のユ◯◯ロだよ」って勧めた
H&Mは叔父の御眼鏡にかなったらしい
冬以外は
白シャツがトレードマークだった叔父
いつも白が冴えていたのにも頷ける
さすが25枚だもの!!
H&M以外にもあるんだもの!!
私が着ようかと思ったが
細めのシルエットなので断念
メンズシャツを女性が着る場合は
メンズらしいゆとり感で
ぶか〜っと着ることがポイント
でなければ
ただサイズの合わないシャツを
着ている印象となり
お洒落感が漂わないから
靴も服同様に同じ靴が何足も!
ここにある靴はほんの一部だが
どれも2足ずつはある
などなどなどなどが
まだ叔父の部屋に眠っている
という訳で
叔父の【買い物の流儀】は
◇【衝動買い】をしない
手にするまでの喜びを心ゆくまで味わう
◇気に入ったものは数点買い
良い状態で身につけるため?
ただ欲しいだけかも?←コレが濃厚!
そんなこだわりのある叔父でした
さてさて
今、私の部屋はちょっとした倉庫状態
とりあえずは
トランクルームを借りなければかなぁ