医師に頚椎症の診断をされたら、生活のなかで首への負担を気にしながら
治療を進めていくことになります。
頚椎症発症の後は首への負担は意識していても、
ふとしたきっかけで頚椎症の症状が悪化してしまうこともあるので注意しなければなりません。
アルコールで頚椎症の症状が悪化する?
私の家族は日常的に飲酒するタイプだったので、
頚椎症と診断された後もお酒を飲むことがありました。
首への負担については意識して生活していたと思います。
余計なこともせず、医師のアドバイスに従った生活をしているように思えたのですが…。
「どうも痛みが治まらない」ということで診てもらっている医師に相談したところ、
飲酒が原因で症状が悪化しているのかもしれないと言われたのです。
アルコールが神経にどのような影響をあたえるのかについては
完全には解明されていません。
仮にアルコールが神経に大きな影響を与え、
情報の伝達などを阻害しているのであれば飲酒によって頚椎症の症状が悪化することは
充分に考えられます。
頚椎症は首の骨のゆがみが神経を圧迫することで起こる症状ですから、
神経に影響を与える要因があれば症状の具合にも影響するというわけですね。
アルコールは血行を悪くする特徴もある
アルコールが神経に何らかの影響を与えているのではという説に加え、
アルコール摂取の後には血行が悪くなることも頚椎症に関連していると考えられています。
頚椎症による炎症の改善が血行不良によって遅れ、
その結果辛い症状が長引いている可能性が考えられます。
では、頚椎症になったらもう一生お酒が飲めないのか?
というとそうでもなく、あくまでも痛みがひどいとき(炎症や圧迫の度合いが強いとき)を
避けることで症状の悪化を抑えることはできるそうなので、
医師に相談しながらお酒を楽しむようにできると良いですね。