私、そこそこコーヒーが好きです。
コーヒー豆の電動ミルを持っている程度には。
で、やっぱ本格的においしく飲みたいわけですよ。
なので深煎り豆を買って、自分で挽いて、淹れる。
この一連の動作がまた美味しさを引き立てます。
でも面倒くさいですよねwww
という訳で、これまでにいくつかコーヒーを淹れる道具を買ったりしたわけです。
でもね、やっぱり紙製のコーヒーフィルターとドリッパーで手淹れが一番ラクでしたw
ではその、買った(もらった)けど結局使いにくかった商品をご紹介いたします。
■SIROCAの全自動コーヒーメーカー
全自動コーヒーメーカー|シロカ (siroca.co.jp)
Marlboroの懸賞でもらったやつです。
コーヒー豆を上の黒と銀の丸い部品に投入して電源を入れたら勝手に挽いてお湯を入れて淹れて、あとは普通のコーヒーメーカーと同様にコーヒーが出て来ると言う物です。
コーヒー豆を投入するところに電動グラインダーがついていてスイッチを押す(訂正:スイッチを押すと言うか、ノブを回すという表現が適切です)と数秒間グラインダーが回って豆を挽きます。(ガリガリガリガリめっちゃうるさいですw)
その後、タンクに入れた水を温めながらその挽いた豆に落としていくんですね。
何が面倒くさいって、このコーヒー豆を入れるところに金属フィルターがあるんですが、網目にコーヒー豆の細かい粉が詰まって必死で洗っても取れない、というのが本当に閉口しました。
あと、紙フィルターとか入れられないので粉になったコーヒーがグラインダーの上に直接乗ってる状態になるんですが、これを取り出すのがめちゃくちゃ面倒くさい。
だいたいは手で掻き出すんですが、細かいところまでは手で取れないので水で流すとコーヒー豆の粉が排水溝に直接流れてしまいます。
またこのコーヒー豆の粉がけっこう細かくて、排水溝のフィルターにもめっちゃくちゃ詰まるw
また、細かい部品がいっぱいあって洗うのが面倒くさい。
洗った後、元に戻すのも面倒くさい。
だからってめちゃくちゃ美味しいかと言うとそうでもないwww
結局、手間を考えると要らねぇなぁ、となりまして、最近ようやく手放しましたw
(東京喰種コミックスと一緒に売ったった!w)
■bodumフレンチプレスコーヒーメーカー
これはまだ持ってるんですが、こういうの。
紅茶を淹れるやつと構造的にはほぼ同じです。
挽いた豆を入れてお湯を入れて抽出したら上の丸いボタンを押してフィルターを押し下げます。
が。
シロカほどではないけどフィルターに詰まったコーヒー豆の粉が取れなくて面倒くさい。
部品を分解して洗うんですが、コイルみたいな部品を変形させないように気を遣いながら洗わないといけないのも面倒くさい。
シロカほどではないけど、やっぱり細かい部分は水で流すので排水溝の(以下略
これはそれだけの手間をかけても良いほど美味しく出来上がるんですけどね。
紙フィルターでは取り除かれてしまうコーヒー豆の油分とか、ある意味雑味とかがそのまま残るのでワイルドな「豆から淹れた!」って感じの味になります。
いやあ、美味しいんですけど、美味しさと面倒くささが拮抗しますね。
なのであんまり使ってないです。
■ダイソー製ドリッパーと紙フィルター
結局これが一番、後片付けが簡単です。
ドリッパーに紙フィルターを置いて上からお湯を注いで蒸らす。
コーヒー豆の粉はフィルターに納まるので抽出後はフィルターごとポイっと捨てられます。
金属フィルターでは詰まってしまう細かい粉も紙フィルターなら外に流れ出しませんし。
あるいは紙フィルターのまましばらく放置して使用後の豆を乾かすとそのまま消臭剤に使えたりもします。
捨てることすらする必要が無い場合もあるんですね。
まあ、フレンチプレスの時も書いてますが、紙フィルターは豆のオイルや雑味も吸い取ってしまうので、なんか根性のない味になります。
いや、だいたいの喫茶店で手淹れしてるわけですからそれが正しいんですよ。たぶんw
■サイフォンは持ってないんですが。
喫茶店でサイフォンのコーヒーも飲んだこともあったけど、自分でフレンチプレスで淹れたコーヒーのほうがおいしかった記憶があります。
サイフォンはネルドリップなので紙フィルターよりも優しい柔らかな味になるんですね。
私のコーヒー道では「根性なしナンバーワン」です。
あと器具が思い切り場所を取るので自分で買おうという気は起きませんでした。
だってサイフォンってフレンチプレスよりずっといっぱい細かい部品があってそれを全部外して
けっこう大きいガラス部分は普通に食器用洗剤で洗って、フィルターから繋がっている金属の鎖を外して洗って、取り外したネルドリップの布を優しく手洗いして(これがけっこうコーヒーで染まるので頑張ってガシガシ洗います)こんなん面倒くさくて毎日なんか作るの絶対いややw
実は父が生前若かりし頃、めちゃくちゃ新しい物好きのおっさんだったのでサイフォンやら煙管やら、もしかしたらシーシャやらもあったような?いろいろ粋な物が在りました。
私も父の遺伝子しか受け継がれなかったのではと言われるほど父似なので、やっぱり新しい物好きでサイフォンとかは片づけを手伝って手入れ方法を父に教わって、当時まだ小学3年生くらいだったから1人で全部組み上げて用意して、あとは火を入れるだけの状態にはできていました。
(アルコールランプの火は大人が入れてくれる)
小学3年ですでにサイフォンドリップのコーヒー飲んでましたね。
今、思い出したら恐ろしい教育ですねw
その当時はサイフォンの手入れが一番面倒くさいと思ってましたが、今考えたらシロカとかフレンチプレスよりずっと後片付けがラクでしたね。
だってサイフォンって真ん中でつながった2つの瓶の内側をフィルターを通して下から移動させて、上の瓶にお湯を(毛細管現象で)上げて、上の瓶の中でお湯とコーヒーを対流で混ぜて、お湯が少し冷めてくると、真ん中に置いてあるネルドリップ(フィルター)を通ったコーヒーが下に落ち、上の瓶には水分が切れた豆が残るわけですよ。
使用済みコーヒーの粉は上の瓶に残ってるのでそのままゴミ箱にポイできますし、上と下の瓶の真ん中に突っ込んであるネルのフィルターは細かい粉を受けて茶色になってるから洗って落とすし。
けっこうな手順がある、と若かりし頃の私は思っていたのですよ。
全自動コーヒーメーカーは今でも欲しいんですけどね……。
ファミレスやネカフェにあるような業務用のコーヒーマシンが欲しいです。
上のケースにコーヒー豆を入れといたら勝手に挽いて紙フィルターで淹れて、コーヒーを抽出したらフィルターごと本体の裏辺りにあるゴミ箱にボソッと落とす方式のやつ。
あと、ミルク(牛乳)を入れるところもあってスチームミルクを使ったカプチーノとかも作れる上位モデルがいいなああ。
はっ……自宅ネカフェ化計画再び……?
いやいや、あの本当のコーヒーマシンを置けるほど広い場所なんて無いから!w