まだバブルが弾ける前の景気の良かった時代、なぜか兄と二人でイタリア旅行に行ったことがあります。
景気が良かったせいか、なんと40人ほどの大団体で一路イタリアへ。
あんまり旅行慣れしてなさそうな人も多い団体でした。
レストランで一人のおっさ……中年男性が声を上げる。
「なんやこのレストラン。パンにバターもついてないんかいな。」
一応コース料理で、一番最初にスープとパンが出てきたんです。
おっさんの言う通り、あ、中年男性の言う通り、バスケットに入ったパンにはバターがついていませんでした。
そこで添乗員さんが答えます。
「こちらでは、おかずがある時にはバターはついてこないんですよ。
そうですね。ごはんにフリカケみたいな感覚ですかね。」
これ、すっごい判りやすくて、やっぱ添乗員さんってすごいなと思ったんですけど。
(私はバターついてないからって特に不満はなかった)
おっさんはその後もブツブツ言ってました。
まあ、イタリアのレストランでパンに何かついてきたとしても小皿に入ったオリーブオイルだと思うけどな。(それはそれでおっさんには馴染みなさそう)
なんか前にも書いたことある気はするけど時効で。
当時は割と当たり前だったのですが、観光ガイドは現地の英語しか話せないおじさんでした。
(イタリア人なのでイタリア語は話せるよw)
それもおっさん客には気に入らなかったみたいですけど、もうおっさん放置でガイドさんとめっちゃ雑談してましたw
同じツアーの客で女子大生っぽい2人が居たのですが、彼女らは英語が分かってる雰囲気でしたがガイドさんが話しかけても返答すらしないので私しか話してなかったな。
(イエスノーくらい言え)
いやあ、当時はホントに、日本国内ですらそんなに旅行してないだろおっさん?って感じで、確かこのおっさん、「風呂に洗面器がない」とかって騒いでたような気がw
しょうがないので添乗員さんが、ホテルの風呂の使い方をレクチャーしてたようなw
「体を洗う時は浴槽内でお願いしますね!ホテルのお風呂の床のところは排水できないので、浴槽の外で洗わないでくださいね!」って念押ししてたようなw
当時の旅行雑誌とかでも「日本のおっさんはバスルームの床を水浸しにしたり、バスローブ持って帰っちゃったり、ホテルから損害賠償請求された」って添乗員のグチが載ってたりしました。
そんな昔のおっさん像が、今のC国の観光客に重なるのよな。(いや、コロナ前のことね)
世界中どこに行ってもマナーが悪いと言われる某国のおっさんも、何年か経ったらマナー良くなるんでしょうか。
まあ、コロナ後、観光客もずいぶん少なくなってるんですけどね。
いまだに難波界隈で中国語が聞こえるのは観光客じゃなくて住んでる人なんだろうか。。。