…が、初めて買ったCDです。
(初めて買ったLPレコードは昔のことすぎて覚えていない)
未だに「Rising Force」がバンド名なのかなんなのかよく判りませんけど。
あ、お察しの通り、今回は音楽の話です。(アルバムの感想とかではありません。)
しかも一般的にはそんなに有名なわけではないんじゃないかと思いますけど。
あ、いや、イングヴェイ(=Yngwie)は有名ですよ、メタル界では。
ネオクラシック、とか、速弾き奏法、とか、を確立した、今や押しも押されぬ天才ギタリストですね。
で。
昔から、「イングヴェイはグラハム・ボネットとジョー・リン・ターナーとは(同じバンドで)一緒に演奏したわけだけど、どうしてロニー・ジェイムズ・ディオとは一緒にやらなかったんだろ。」と思ってたんです。
そりゃ年齢にしろキャリアにしろ、当時青二才のイングヴェイとベテランのロニーが同じバンドで、というのは厳しいでしょうけど、なんらかのイベントででも一緒になればレインボー三冠達成じゃないの、とか思ってたんですけど。(私の知らんところでやってたりした?)
最近突然イングヴェイが聴きたくなって、でもAppleミュージックにはなぜか「Rising Force」(ややこしいけど4枚目のアルバムタイトル)からしかないんですよ。
(※私が見た時にはなかったの!今は3枚目からあるみたいです。)
私、なぜかジョー・リン・ターナーが大嫌いなんですよねw
んで、1~3枚目を大人買いしました。(大人買いと言っても1枚2000円以下だけどな)
まずは初めて買ったMarching Outから~♪
… … !?
ジェフスコットソートって、なんか声とかたまにロニーに似てる?!!
高音域はそうでもないんですけど、中音、低音で唸る感じとか語尾強める感じとか、時々ほんとに時々ロニーを感じるんですよ。(何回時々言うねん)
もしかしてロニーの代わりだったのかしらん……?
昔はマルセル・ヤコブ(間違い)マーク・ボールズのほうが好きだったけど、今聴いたらジェフソコットソートめちゃくちゃ歌うまいな!それに声もカッコいい!
このアルバムだけ当時から異常に音が悪くて(リマスターしても音悪いのは変わってない)ジェフの歌そんなに聴いてなかったんです。
なぜかものすごくベースの音だけが目立つ音作り。
ワタシ的には当時はイェンスのキーボードが聴こえたら良かったしな。(ギターを聴いてやれ)
そう、イェンスがね!ものすごキレイな人だったんですよ。
え、過去形やめろ?
人間は誰しも年を取るものです。
50過ぎてキレイとか言われても嬉しくないでしょ。(いや二十歳でも嬉しくないだろ男性は)
イングヴェイの後ろで弾いてると目立たないかもしれませんが、フュージョンてかアーバンジャズてか、なかなかエキサイティングなインプロヴィゼーションがカッコいいソロアルバムは彼の新たな魅力を表現するに余りありました。(この文章、書いた本人ですら意味が分かっていません)
この人、イングヴェイのギターと同じメロディをさらっとキーボードで弾いてたりします。
昔、ピアノやってる友人が同じクラスの男子とジャムってる時(注:音楽の授業中)に
「ギターと同じメロディ弾けとか鍵盤には無理!ギターは1本の指で2、3本の弦押さえれるけど鍵盤はここからここまで離れてるんやもん!!!!(怒)」
とブチ切れてたのを思い出しました。
確かイェンスのキーボードは2段になってるやつだったと思いますが、それでも弦楽器に比べたらギターと同じ音を出すのは難しいですよね。
でもそういう難しいことを、しかもイングヴェイの無茶ぶりも引き受けて、イングヴェイより前に出ることもなく弾いてるのが職人ぽくてカッコよくて。(顔だけファンではない)
HelloweenのSkyfallでもゲストで弾いてたしな。
息災で何よりです。
結果、イングヴェイを初めて聞いた当時の思い出を独り語りしてるだけで何の役にも立たず申し訳ない。