英会話でのなんじゃそりゃ!? | タイトルが決まらぬ

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アニメ→まどまぎ(神)、勇気爆発バーンブレイバーン、メイドインアビス、がっこうぐらし、DRIFTERS他なんでも好き
音楽→へびめた、Kate Bush

むかーしむかし、私は英会話スクールのNOVAに通ってました。

経営破綻する前なので6年くらい前のことです。

今はシステムも変わってるかもしれませんので、昔のハナシと含み置いた上でお願いします。

 

入学すると、実力に応じてクラス分けされます。

私はレベル6=簡単な会話ができる、でした。(1が一番上級)

レベル6の人は復習のために7と、「チャレンジ」と言って一つ上の5の授業を受けることができます。

 

授業はネット上からと電話での予約ができます。

ネット上ではカレンダーが表示され、自分の都合の良い日、時間に上記のクラスの授業があれば予約を入れます。

私はグループレッスンを主に取っていたので、5人までなら同じコマに入れます。

他に誰も予約していなければ自分の好きな先生で好きなレベルで予約を取ることができます。

 

私のお気に入り先生はアメリカ人のK先生とイギリス人のJ先生。

K先生はヒップホップやハードロックが好きなので共通の話題を振ってくれたり、また、授業内容もテキストを読むだけではなく、クイズ形式にしてくれたりで楽しい先生だったのですごく人気がありました。

J先生はガンダムやゲームが好きな超オタクw一部の生徒に大人気w

 

で、問題が起きたのはJ先生での授業。

 

一部のマニアに人気の先生なので、だいたい毎回同じメンバーでの授業になります。

生徒同士も気心知れて、ほとんどまともな授業にならないくらい雑談で終わったりすることもしばしばなクラスでした。

(雑談のほうが実力が上がるのでみんな折り込み済み)

 

そこへ、ある日から突然、いつもと違うメンバーが入るようになりました。

実力としては私たちより一つ下の7のおばちゃん。

初めて会った時には恒例のお互いの自己紹介があります。

まずは最初に先生から。

「Hi!僕はJだよ。ここで〇年、先生をしてる。アニメとゲームが好きなんだ。」とか、いつもの自己紹介。

そこへおばちゃん、自分の自己紹介する前に「出身はどこですか」といきなり聞きやがるw

他のメンバー、ちょっと顔見合わせるが、先生は陽気な人なのでにこやかに答える。

「ロンドンだよ。だからちょっと言葉がおかしいって生徒さんにも突っ込まれたりするんだよねw」

(ちょっとロンドン訛りがある先生でした)

するとおばちゃん、すごい剣幕で「嘘だ!(It's a lie!)」と言い放った!

固まる先生w 「は?」とまた顔を見合わせる生徒メンバー。

さらにおばちゃん、「じゃああなたのお父さんのお父さん(祖父という単語を知らんかったらしい)はどこ出身?」と掘り下げて聞いてきます。

生徒メンバーズ、ピンと来てイヤーなムードになりました。

 

J先生、黒人だったんです。

そのおばちゃんの中ではイギリスには黒人は居ないという偏見だったらしい。

先生本人も後に「イギリスで黒人は珍しいから子供の頃はいじめられた」と言ってました。

 

あとにも先にもこんなこと言ったのはこのおばちゃんだけです。

まず、自己紹介の場で出身や家族構成、宗教を訊くのはタブーです。

おかげでそのおばちゃんの第一印象最悪www

 

おまけにそのおばちゃん、クラスが下なので授業についてこれないんですよ。

で、話をトン切って自分ばかり質問を繰り返すせいで、まったく授業が進まず。

普通「チャレンジ」は「もう少しでクラスが上がるので上のクラスで大丈夫か試す」というものです。

このおばちゃんは入ったばかりでレベル7でも下のほう。

6でついてこれるわけない実力でした。

 

私は「もうすぐ5」、他の人も「5だけどJ先生が好きだから6に落としてでも取ってる」、「6ですでに数年」というような人ばかりだったので、そのおばちゃんがブチブチ授業を中断するのが鬱陶しく感じてました。

そもそも雑談ばかりしてたから、話が途切れると「… … なんのハナシだったっけ?」ってなるし。

 

ある日、レベル5だけどレベル落として取ってる=J先生の大ファンがそのおばちゃんに凸りましたよw

 

「〇〇さんて7なんですよね。なんで毎回6を取ってるんですか?」

 

内心拍手喝采w

そのおばちゃん、空気も読めないのでしれっと答えます。

 

「私、〇〇(割引プランの名称)だから、この曜日しか予約取れないの。

いつ電話しても私が取れる授業、これしかないのよね。

使わないと権利消えちゃうし、この先生分かりにくくて嫌いだけど仕方なく取ってるの。」

 

その場に居た全員の額に青筋が立っていたことは言うまでもないw

まず、割引プランかよ!わしら正規プランの授業の邪魔すんな!

分かりにくいのはお前の実力足りてないせいじゃ!

嫌いだったら入ってくんな!

 

正規プランだと毎月一定のポイントが付与されて、1ポイントでグループレッスン、3ポイントで個人レッスンを選べ、誰も予約を入れていないところに好きな先生、レベルでクラスを立てることができました。

ポイントは余れば翌月以降にも繰り越しできました。

でも割引プランだと曜日限定、月4回のみで、使わなければ失効。

予約は電話のみ。(ネット予約は24時間OKなので営業時間内にしかできない電話は非常に予約を取りにくい)

自発でクラスも立てられない(余ってる授業しか入れない)というものだったそうです。

 

もう、一瞬みんな黙っちゃってwww

着いていけないから面白くなくなったのか、他の曜日に替えたのか知りませんが3か月くらいで来なくなってホッとしましたけどね。

そうこうしてるうちにJ先生、K先生両方とも就職が決まって退職してしまったので私もNOVAを退会したわけだが。

 

英会話も良し悪しですね。

先生、生徒ともに質が悪いと上達どころか授業にすらならないw

 

J先生、K先生が辞めたあと、しばらくは他の先生の授業も取ってみたんですが、好きな先生はすぐ他の仕事が決まって辞めていきやがるw

当時のNOVAの先生の給料がすごく安かったからだそうです。

(どんだけプライベートなハナシしてんねんw)

どうも私、テキストを読んで「Repeat after me」的な授業だと頭に入らなくて、でもそんな先生ばかりしか残ってなかったから辞めちゃいました。

 

でも日本の人ってテキスト読んでリピートアフターミーのほうが安心するそうです。

勉強してる!って感じなんでしょうか。

ぶっちゃけ、一緒に授業受けてても他の人、レベル上がったりしてなかったけどなぁ…。