中原神社 (松阪市嬉野津屋城町)


伊勢国壹志郡
三重県松阪市嬉野津屋城町1290-1
(P無し、社横にギリギリに寄せて停め置き足早参拝しました)

■祭神
豊玉彦命
誉田別命
[合祀] 素盞男尊 五男三女神 菅原遠津御祖神 天児屋根神 火産霊神 志貴大神


「初瀬街道」に面した旧「津屋城村」に鎮座する社。明治二十二年に「須賀領村」などとともに合併し「中原村」となりました。
◎創建年代、由緒等は不明。往古は龍玉神社と崇められていたとのこと。「須可・須賀領村」「津屋城村」の氏神であったようです。明治四十三年に合併してできた「中原村」全域の大祠小祠を合祀したと伝わります。ただし「須賀領村」には式内比定社 須加神社が鎮座します。
◎「初瀬街道」に面しており、里人のみでなく旅人たちにも「灯籠の森」「鶴の宮」として親しまれて来たようです。大晦日の夜には、神々の化身である火の玉が上空を舞うという話が伝わっています。
◎また雨乞いの宮として知られ、旱魅のときには境内にある空池に村人が集まり、雨乞い祈願をして池を掃除すると願いがかなったとのこと。池さらえをした者には、昔、米三石白衣一枚、鍬・鎌各一丁ずつが授けられたと伝わります。


奥に見える赤い車が停め置いた場所。





こちらが雨乞いをしたという池でしょうか。



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