木本八幡宮 権殿
(きもとはちまんぐう かりどの)


紀伊国名草郡
和歌山市木ノ本1153
(200mほど先の木本八幡宮P利用、「権殿」横のPはすべて幼稚園のもの)

■祭神
息長帯姫命
誉田別命


木本八幡宮は江戸時代に、「木ノ本」の社に芝原八幡宮が合祀されたと伝わります。当社は芝原八幡宮跡に残されたもの。
◎神功皇后の三韓征伐凱旋後に、異母兄弟の香坂王・忍熊王の乱が起こりました。皇后と皇子は当地に避難し頓宮を営み、難を逃れたと伝わります。
◎欽明天皇の御代、562年にこの頓宮跡に「芝原八幡宮」が創祀されました。社名は「しばらく」滞在したという語呂合せから。江戸時代になり「木ノ本」の社と「芝原八幡宮」が一体となり、現在の木本八幡宮がなったとされています。その芝原八幡宮の跡地が「権殿(かりどの)」として麓に残っており、それが当社のこと。また「権殿」と木本八幡宮との間には武内宿禰を祀る玉垂神社が鎮座します。


閉ざされています。

玉垂神社



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