☆ 桜井市立埋蔵文化財センター



奈良県桜井市芝58-2




わずか200円(大人 一般)で
素晴らしい展示物が見られて…涼めて…(笑)

こんな有意義な時間を過ごせる所はない!
子供さんがおられる方はぜひとも。夏休み宿題が捗ります。
おられない方もぜひとも。




さて…

「邪馬台国」か?
などと噂される纏向遺跡のお膝元。

卑弥呼の墓?
などとも言われる箸墓古墳のすぐ側。


縄文時代から?とも言われ、
大和の、そして日本の「祭祀」の中心であった「三輪山」の麓。

この上ない立地の「桜井市立埋蔵文化財センター」さん。久しぶりに訪れました。(令和五年 7/26)




昭和六十三年より「公益財団法人 市文化財協会」が運営管理してきましたが、この組織が今年(令和五年)三月をもって解散するとのニュース。

何やて?
なぜ?
えらいこっちゃ!!!

どうやらニュースの続きを見ると、これまでの運営管理団体は解散するも、引き続き桜井市教育委員会が運営管理を行うということに。

何や…
まったく問題無いがな…。




ご当事者の方々にとっては切実な問題であり、尽力し合っていた拠り所が失くなるのは感慨深いものでしょうが…
利用者にとっては関係ないこと。何ならさらに良くなる?

解散イベント的なものが開催されてましたが、あまり関心はなく、近いうちに訪れよう!

…でこの日となったわけです。





で…
現在開催中の「50cm下の桜井」。

Wordで作った感バレバレの版下(笑)

印刷会社さん…版下作り直したって…。
A3二つ折両面、1万円もあればできるやろうに。


茅原大墓古墳出土の「楯持人埴輪」


纏向遺跡 祭祀土坑群出土の「木製仮面」

大福遺跡出土の銅鐸

子持勾玉



パンフレットの出来映えは
ともかくとして…

企画展は素晴らしいもの。
邪馬台国、もしくはそれに匹敵する王城のあった地。「50cm下」には相応のモノが眠っているでしょうから。

近年は開発が抑え気味らしく発掘調査があまり進んでいないとのこと。したがって大きな全国ニュースとなるような成果は出ていないようです。




現在、柱のみが復元されている纏向遺跡の辻地区。なぜ建物の復元をしないのかな?と思っていましたが…

「AR技術」とかで、現地でアプリをダウンロードし、スマホをかざしたら復元画像が浮かび上がるとか。そんなパンフが館内に置かれていました。現地にそんな案内はなかったように思いますが。

えらい時代になったものです(泣)

卑弥呼の宮殿である可能性もあるので、やはりちゃんと建築すべきだと思うのですが…。