中筋神社


大和国添上郡
奈良市中筋町14
(P無し)

■祭神
木花開耶姫命


「奈良町」二百五町の一、北端近くの「中筋町」に鎮座する社。奈良県一の市街地、近鉄奈良駅前の「中筋町」交差点より北へ50mほど。
◎創建については社頭案内に以下のように示されています。
━━承安二年(1172年)興福寺華林院初音僧正が、吉野山勝手神社を同院の南庭に奉祀、勝手神社といわれていた。その後、二度の兵火に遭ったが、明治十二年独立して中筋神社と称するようになった。昭和十八年三月、荒廃していた社殿を新築、氷室神社の境外社として奉斎されている━━

勝手神社のご祭神は天之忍穂耳命とされているものの、実際のところ不明。本来は女神とする説もあり、また配祀神として木花開耶姫命が祀られています。当社のご祭神から考えると、本来は木花開耶姫命だったのかもしれません。





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