☆ 茶ノ木塚古墳



大和国城上郡
奈良県桜井市箸中字茶ノ木塚
(民有地なので配慮が必用)
(ホケノ山古墳Pより徒歩3分ほど)



■形状
円墳
(帆立貝式前方後円墳の可能性有り)
■全長
推定35m (周濠有り)
■築造時期
5世紀後半頃
■埋葬施設
(不明)
■出土品
円筒埴輪・形象埴輪、木製品
■周辺の状況
「三輪山」の北西麓の平地

■被葬者
(不明)



纏向古墳群の一基。
「三輪山」の北西麓の田の中にあります。

現存するのは推定全長35mのうち20mほどの正方形のみ。墳丘部もほとんど掘削され、原型を留めていません。農家が作業の邪魔にならないように四角く削ったものかと。よくぞこれだけでも残ったというべきでしょうか。

2007~2008年にかけて発掘調査が行われ、おおよその規模や周濠の存在が分かり、埴輪などの遺物が出土したようです。


こちらは北口塚古墳。この裏側(西側)に築かれています。

北口塚古墳の脇の畦道を伝って…

背後に見えるのは箸墓古墳の後円部。



北東方向から「三輪山」込みで。

墳丘には特に何も無し。何か植えられていたように思われます。



*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。