楠珺社 (住吉大社 境内末社)
(なんくんしゃ)
■祭神
宇迦魂命
住吉大社境内東方、第一~三本宮が縦列する第三本宮の瑞垣外背後に鎮座する末社。
◎御神体は樹齢千年超の老楠。その根元に祠が設けられ、御神木から神社へと発展したようです。すぐ側にも夫婦楠があり、こちらも信仰の対象となっています。
◎社名の「珺」とは美しい玉という意味。祠内に鎮められているのでしょうか。宇迦魂命は大坂商人たちにより商売繁盛の守護神として祀られたものと思われます。
◎当社は「初辰まいり」の中心となる社。「初辰」を「発達」と語呂合わせ、また当社から授与される招福猫を毎月一体、48体集めると「四十八辰=始終発達」とこちらも語呂合わせされ信仰の対象に。中世より商人の街として栄えた地ならではの牽強附会。
*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。