☆ 孝女伊麻旧跡・大磯虎女旧跡地



大和国葛下郡
奈良県葛城市南今市
◎孝女伊麻旧跡 … 「南今市246」の伊邪那岐神社(葛城市)の東方300m、1台分のPスペース有り
◎大磯虎女旧跡地 … 「南今市504-3」の北隣、伊邪那岐神社(葛城市)の東方すぐに停め置き徒歩


【孝女伊麻旧跡】
江戸時代に生きた「伊麻」という孝女。
当地「南今市」(かつての「今市村」)は生誕地であり、「今市物語」として絵巻物等に語り継がれているようです。

どうやら地元だけに留まらず広まっていたらしく、芭蕉までもが彼女に会った感動を友人に知らせています。

現地には詳細を記した案内板と、顕彰石碑が設けられています。詳細はそれらを写した下部写真にて。

【大磯虎女旧跡地】
「日本三大仇討」の一つとされる「曽我兄弟の仇討」。事件の現場は駿河国富士野(現在の富士宮市)。鎌倉時代初頭、源頼朝の時世。

大磯虎女、「虎」は兄の曽我十郎佑成の妾。事件に直接関わってはいないものの、物語の深みを出す上で登場しています。
佑成は早くから仇討ちを考えていたため妻を持とうとはせず、遊女であった虎を妾にしていたとのこと。

全国各地にこの物語は広がり、伝承地は各地に生み出されたようです。当地もその流れに乗った一つであるかと思います。


以下しばらく「孝女伊麻旧跡」を。





以下2枚は「「大磯虎女旧跡地」を。