伊邪那岐神社 (葛城市南今市)


大和国葛下郡
奈良県葛城市南今市246
(東100m足らずのところに下部写真のような公園があり、そこに駐車可)

■祭神 
伊弉諾命
天児屋根命


「岩橋山」を背にして、旧御所吉野街道から真西への分岐点を参道の始まりとする社。葛城市「南今市」の集落の西端に鎮座します。
◎創建由緒等に関する資料は見当たらず詳細は不明。一の鳥居が東500mほどの辺りにあることから、往古は相当広大な社地を有していたように見受けられます。
◎当社には36枚もの三十六歌仙絵馬が奉納されるという、非常に珍しい神事があるとか。一年に一度だけ当屋から運ばれ、一時間ほど床に並べた後はすぐにしまわれる神事のようです。その神事の意味合いはまったく分かっていないとのこと。
◎一の鳥居から現社地の間には今市に伝わる江戸時代の伝承、今市物語を顕彰した石碑「孝女伊麻旧跡」があります(後ほど別記事にてUPします)。

*写真は2018年11月と2022年10月撮影のものとが混在しています。


当社や伊麻旧跡などの史跡見学用の公園かと思います。参道途中にあり、車はこのように停めました。

「岩橋山」から「大和葛城山」。当社は右手の樹叢。

一の鳥居。現社地はここから500mほど先に。

こちらは「大和葛城山」を中心に。

かつて神宮寺があったのでしょうか。




孝女伊麻の史跡は後ほど別記事にてUPします。