厳島神社 (広陵町大場)


大和国廣瀬郡
奈良県北葛城郡広陵町大場215
(アクセスは下部写真参照)(P無し)

■祭神
市杵島姫命


「葛城川」が合流する直前の「曽我川」南岸、堤下の「大場」集落内に鎮座する社。「大場」集落は20~30軒程度の古い小さな集落。
◎寛永二十年(1643年)に箸尾の弁財天女の御子を分祀してきたと伝わります。その「箸尾の弁財天女の御子」とは櫛玉比売命神社のこと。原始は御炊屋姫命を祀る社であったものの、弘安七年(1284年)に天河弁財天社(記事未作成)から弁財天が勧請され、そのまま通称「弁財天」となっているお社。
◎当社ご本殿は二棟が並立しています。一柱は市杵島姫命でしょうが、もう一柱は不明。創建された江戸初期に、櫛玉比売命神社が原始は御炊屋姫命を祀っていたという認識はなかったように思うのですが。


「曽我川」の堤防を歩き集落東外れから下りました。もう少し西の方だと車を停め置きできそうです。

鎮座地が「大場」集落の北東端に当たるのは、意図されたものでしょうか。