小北稲荷大明神 (橿原市小房町)


大和国高市郡
奈良県橿原市小房町
(アクセスや駐車は下部写真参照)

■祭神
宇迦之御魂神


「飛鳥川」沿いの南岸畔、「小房町(おうさちょう)」に鎮座する社。
◎旧「小房村」は「四分村(しぶむら)」から安政年間(1848~1859年)に独立した村。北の伊勢街道宿場であった「八木村」と、南の畝傍や吉野方面を繋ぐ道筋に沿って栄えたとのこと。おそらく南北に走る社前道路がそれではないかと思われます。
村名は「おふさ」という娘が観音を奉ったからとも。社横を流れる「飛鳥川」では明治維新の頃まで小舟が行き交い、鮎漁が行われていたと伝わります。境内川沿いの桜は名所の一つ。
◎当社の創建年代は不明。廣瀬郡の小北稲荷神社からの勧請と伝わります。「小房村」ができて以降のことでしょうか。


「飛鳥川」対岸に停め置きました。鳥居が見えています。

西へ歩き「飛鳥川」に架かる「神道橋(じんどうばし)」を渡ります。




隣の境内社は不明。