☆ 権現の瀧 (美濃市乙狩)



美濃国牟義郡
岐阜県美濃市乙狩神矢洞
(瀧前に駐車スペース有り)



当地に伝わる「さるとらへび」という妖魔退治伝説にちなむ滝。

美濃市の北西端「乙狩(おとがり)」の山中。「高賀山(こうかさん)」(標高1224.2m)を中心とした連峰内。「長良川」の支流「板取川」のそのまた支流「乙狩川」の上流。

天暦年間(947~957年)に出現したという妖魔。都からは藤原高光公が派遣されました。この瀧近くの洞が妖魔の棲み家であり、高光公はこの瀧で一晩を過ごした時に、瀧の神々が妖魔を追い払う夢を見たと伝わっています。
(詳細は → 瀧神社の記事にて)

瀧は10mの直瀑。さほど大きなものではありませんが、とても神々しいもの。伝説の瀧とあればなおさらのことかと。



車は瀧前に停められます。