不明社 (葛城市疋田)


大和国葛下郡
奈良県葛城市疋田
(「疋田385-1」の民家の南西窪地)
(調田坐一事尼古神社の脇のいつものところに停め直線距離で100m余り歩きました)

■祭神
(不明)


葛城市「疋田(ひきた)」の密集した古い集落内に鎮座する社。
◎「疋田」は葛城市サイトによると、━━低湿地を意味する「泓田(ひきた)」と考えられます。また、集落のほぼ中央に鎮座する調田坐一事尼古神社の「調田(つくだ)」および「槻田(つきだ)神」の語が転訛して、「ひきだ」と言われるようになったと考えられます━━としています。
調田坐一事尼古神社は式内大社、当地はかつて「槻田」と称されていました。
◎当社に関する資料は見当たらず一切が不明。邸内社ではないように見受けられますが。なお当社横の水路は環濠集落の名残とは見られておらず、近くに大きな川がないための用水路かと思われます。