☆ 峯ヶ塚古墳



河内国古市郡
大阪府羽曳野市軽里2-85-1 (「峰塚公園」内)
(住所は公園内「時とみどりの交流館」のもの)
(公園P有り)



■形状
前方後円墳
北側に「造出し」有り
■全長
96m(二重濠の周濠有り)
■築造時期
6世紀初頭(古墳時代後期)
■埋葬施設
縦穴式石室
■出土品
武器(大刀、鉄鏃など)
武具(挂甲小礼など)
馬具(轡、鐙など)
装身具(下部写真参照)、玉類
円筒型埴輪、朝顔型埴輪、木製品
成人男性の骨や歯
■周辺の状況
古市古墳群(世界文化遺産)の構成要素の一
■被葬者
かつては日本武尊(白鳥陵)、または木梨軽皇子の陵墓と考えられていた



藤ノ木古墳に匹敵するほどの大量かつ豪華な副葬品が出土した古墳。

古墳の規模が縮小していく時代のなかでこの大きさを誇り、かつ二重濠を有することから「大王級」「天皇に次ぐ地位の人物」の古墳などと言われています。

真の被葬者は不明。ここまで分かっていると候補者は10人程度くらいにまで絞り込みできそうですが…。

被葬者を知ることこそ古墳の魅力だと思っているのは、門外漢だからでしょうか。学者や研究員さんはそこまで思っていないのでしょうか。

古墳公園として整備されるも、世界文化遺産の構成要素の一つとなっていることもあり、柵内に立ち入ることは不可となっています。


世界文化遺産の構成要素の一つですが…訪れる人々は古墳に一切興味無し。数百人ほど公園にはいたものの古墳を見ているのは私一人だけ。

昔は普通に登拝できたようです。

墳丘は実際より一割程度小さくなっているようです。

内濠の一部み再現されています。