大将軍神社 (大和郡山市大江町)
(たいしょうぐんじんじゃ)


大和国添上郡
奈良県大和郡山市大江町233
(境内に隣接してPらしきもの有り、2tトラックが停まっていたもののどの道からアクセスしてきたのか不明、軽がギリギリの道しか確認できていません)

■祭神



大和郡山市大江町の古い集落内に埋もれるように鎮座する社。
◎創建由緒等に関する資料は見当たらず不明。「大将軍神社」とは、桓武天皇が平安京造営の際に王城鎮護のため、「大将軍神」を四方に配したのを起源とします。「大将軍神」とは日本古来の神とは異なり、中国由来の陰陽道における方位八神の一。山城国葛野郡の大将軍八神社(未参拝)などが有名。そもそもは「春日山」の西方麓から勧請されたと伝わりますが、現在は旧社地に痕跡無く不明。
◎江戸時代には牛頭天王と習合、明治の神仏分離の際に素盞嗚尊や磐長姫に祭神替えされています。当社は磐長比咩命を祀ることから、山城国愛宕郡(京都市北区)の大将軍神社(未参拝)からの勧請かと思われます。
なお同名の大将軍神社が北隣の美濃庄町にも鎮座しています(後ほど記事UPします)。






境内社