御霊神社 (元石清水八幡宮 「石清水」湧き出の地)


大和国添上郡
奈良市東九条町
(大安寺Pより北へ50m余り、八幡神社より北へ150m施)

■祭神
高靇命
善女龍王命


「元石清水八幡宮」とも称している、奈良市東九条町の八幡神社の創祀に関わる社。北へ150mほどに鎮座しています。
◎社頭案内には以下の通り。
「大同二年(859年)八月十七日、大安寺の僧、行教和尚が、大安寺の鎮守社として築紫(大分)宇佐八幡宮より大菩薩を勧請せしとき、お供えする御手水閼伽井の水(石清水と号す)を求めて此処に、行教和尚の託宣により獨鈷を用いて掘らしめたところ、清湛な法水湧き出る」と。これが社名由来の「石清水」であるかと。
八幡神社の公式サイトは以下の通り。
「ほんの一時期を経て、八幡大神は平城天皇の勅命により、現在の位置に祀られたと言われておりますが、その際、手を洗うための水が無かったため、行教和尚が松林の中の磐座を法具で叩いたところ、美しい清水が湧き出し、池を作ったと伝えられております。現在の御霊神社の龍池です」と。
◎「龍池」とおぼしきものは境内に有り。井戸は原型を留めてはいないが現存しているとのことで、「龍池」の背後にそれらしきものが見受けられます。


こちらにも車を停められますが、大安寺Pからわずか50m余り。



こちらが「龍池」かと思われます。清水が湧き出したという井戸は、写真左上の下向きの赤三角で示したものかと思われます。

池と祠が描かれています。