金比羅神社 (滝の拝)


紀伊国牟婁郡

和歌山県牟婁郡古座川町小川774-1

(道の駅有り)


■祭神

(不明)



「古座川」の支流、「小川(こがわ)」の中流域にある「滝の拝」。和歌山県指定の天然記念物となっている風光明媚な景勝地。神が宿る聖地として太古より崇められてきたものと思われます。

◎この「滝の拝」は「瀧之拝太郎」という武士が穴を彫り作ったという民話が伝わります(「滝の拝」の記事参照)。その太郎は滝壺に飛び込んだまま7日間行方不明に。その間、滝壺ある宮殿で姫の接待を受けていたとのこと。帰りに授かった丸石が境内に据えられているとしています。

◎一方社頭案内は文政十一年(1828年)に讃岐国から勧請、当地から見える「金ぴらの森」に創建、明治に当地へ遷座されたとしています。


灯籠の横に写っている丸い石が民話に伝わる「丸石」なのでしょうか。




こちらが「滝の拝」。向かって右側、この淵に鎮座しています。