リブログなどという
少々荒業でもって記事を上げます。
過去の記事を流用し、新しい写真だけ追加っていうのも芸が無いので
ちょっぴり追加を。
現在のほとんどを占める「ソメイヨシノ」は
江戸末期から明治初頭に品種改良により生み出された園芸品種だそうです。
それ以前は「山桜」でした。
「ソメイヨシノ」のようにどれもが一斉に開花するということはなく、個体により開花はバラつきがあるとのこと。
また、山に咲くから「山桜」であり、「ソメイヨシノ」のように里に咲くことはないようです。
古代の桜を頭に描く時は、現在とは趣が少々異なるということを念頭に置かないといけないようですね。
貴族にとっては桜を愛で「春の到来!」となるのでしょうが、
庶民にとっては「稲作の開始」ということ。
大陸より稲作を持ち込んだ南方系民族が、気候風土の異なる日本で、稲作を開始する合図にちょうど良いタイミングとなったのでしょうね。
山の神が降りて来て、田の神へと姿を変える
その降臨する依り代が桜と考えられたものと思います。