相賀神社 (紀北町)


志摩国英虞郡
三重県北牟婁郡紀北町相賀801
(境内に駐車可)

■祭神
國常立尊
國狹槌尊
[合祀] 田別命 素盞男命 武甕槌命 大山祇命 倉稲魂命 罔象女命 市杵嶋姫命 軻具突智命 表筒男命 中筒男命 底筒男命


北牟婁郡紀北町の南端近く、「船津川」と「銚子川」に挟まれた扇状地「相賀町(あいがちょう)」に鎮座する社。
◎創建由緒等は伝わっていないようです。「紀伊続風土記」によると、当地は紀北の中でもっとも早く集落が形成されたとのこと。当時に創建されたのかもしれませんが、その時期は不明。寛治八年「1094年」の「庄司氏旧記」という書には、「二天八王子前に石灯籠一基あり」の記述が見え、これが当社を指すようです。「二天」とあることから、現在の二座のことでしょうか。またこの時には既に鎮座していたということに。
◎鎮座地は集落の西端。境内裏側を国道42号線が走り、道路敷設の際の犠牲になったようにも思います。そもそもは背後の山が御神体であったように思います。そこには愛宕神社が鎮座していますが(後ほど記事UPします)。



神氣が籠った境内。背後に幹線道路が走っていますが、かつてはさらにその奥地までが神域であったように思います。