竹生島神社 (葛城市南道穂)


大和国葛下郡
奈良県葛城市南道穂192
(P無し、近隣停め置き不可、コイン等も付近に無し)

■祭神
宇賀御魂命


かつて城下町として栄えた葛城市「南道穂(みなみみつぼ)」に鎮座する社。
◎関ヶ原の戦いで功を成した桑山一晴が、布施氏が築いた「新城」に移封され城下町が形成されたようです。明治の始め頃に「道穂」が「北道穂」と「南道穂」に分かれたとされています。分かれた理由は不明。北は農村的、南は商工業的要素が強かったからではないかという意見も。「慶長郷帳」という書には「三坪」とあり地名由来と考えられますが、何をもっての「三坪」かは不明。
◎創建由緒等については伝わっていないようです。延宝八年(1680年)に三才山八幡宮(諸鍬神社のこと)に合祀され、明治八年に分祀遷座されたと伝わります。この年は、桑山氏が改易されていたところに永井直円が一万石の所領を与えられ陣屋を構えた年。城下町の整備を行ったのであろうと思われます。





なぜか葛木坐火雷神社笛吹神社(同座)の神札が貼られています。

城下町の風情を残す「村井家住宅」。当社のすぐ南側。