上ノ郷の石神
(うえのごうのいしがみ)


志摩国答志郡
三重県志摩市磯部町上之郷
(詳細住所不明、下部写真参照)
(P無し、伊雜宮から徒歩10分余り、短時間なら社前に停め置きできそうです)

■祭神
(不明)


伊雜宮から北へ200mほど、磯部町「上之郷(かみのごう)」に鎮座する社。「志摩の三大石神」の一。丘陵地の斜面に岩が10体ほどが座しており、注連縄が懸けられています。
◎祭祀跡であろうことは疑いようもなく、「磐座」というよりも「神籬(ひもろぎ)」といったところでしょうか。岩の配置には一見したところ法則性が無さそうに見受けられ、羅列といった状態。ところが実際には何らかの法則があるのかもしれません。
◎いつの時代に据えられたものかはまったく不明。手掛かりとなりそうなのは、すぐ南に谷社という旧村社が鎮座していたということ、伊雜宮のすぐ近くであるということ。
谷社は現在は畑の中のようで、立ち入りできそうもなく探索を断念。もし伊雜宮と関連があるのなら倭姫命、あるいは伊佐波登美命が関わる祭祀跡なのかもしれません。