天神社 (香芝市鎌田)


大和国葛下郡
奈良県香芝市鎌田683
(P無し、近隣に留め置きスペースも無し)
(スーパー「オークワ香芝南店」駐車場より南東50mほど)

■祭神
(不明)


「二上山」の東麓、香芝市の南端「鎌田」の古い集落内に鎮座する社。
◎創建由緒等は伝わっていないもよう。「神社明細帳」(明治十二年)には大山祇命・天津彦火瓊々杵命・木花佐久夜姫命の三座としているとのこと。ここには「天神社」のご祭神は見えません。
◎ところが正徳二年(1712年)の「鎌田村明細帳」という書には、当社名が見えず「長福寺」境内に「観音堂」と「鎮守一社」というのがあるとのこと。明治の廃仏毀釈で廃寺となり、その鎮守社が当社になったものと考えられています。
◎「鎌田」の民話として以下のものが伝わっています。「昔、雷が神社の井戸へ落ちたときのことです。神様は鐘でその井戸をふたしてしまわれました。雷は『もう落ちませんから堪忍してください』といった。それで神様に許されて天に昇ったといいます。それ以来この村へは雷は落ちないということです」(香芝市HPより)おそらく当社のものと思います。

*写真は2021年1月と7月撮影のものとが混在しています。


子供たちがたくさん境内で走り回っていたので、写らない瞬間を慌てて撮るとこのような写真に。