☆ 「笠置山」磐座群 (4)



(3)の記事


ええ加減、もう飽きられてるんやろうな…と思いつつも、(4)の記事に突入。

勝手に熱くなっています。

これが最後の記事。





これが噂の「胎内くぐり」か?

…どうやら違うようでした。



どうやって潜ったのか忘れた…。

屈んで潜ったと思うが…(登拝日は11/30)




「胎内くぐり」はこちらでした。

↓↓↓↓↓




写真ではかなり狭く見えますが、

よっぽどの肥満体型でなければ普通に通られます。




このような感じ。




くぐり抜けた先。


(指定された順路とは逆行しています)




案内板をそのまま載せておきます。




くぐり抜け、それを禊に擬するということなど
修験者の考えであり、もちろん関係のないこと。

それよりもこの磐座を含めた周辺が
とても興味深い。




一気に7枚載せました。


「潜る」ことばかりに気を取られていると
肝心なことを見逃してしまいそう。


磐座を据えた古代人の目的はもちろん異なるもの。

敢えて急斜面に立てられたお馴染みの磐座、
寄り添うように立てられた2体の磐座、

これまでいろんな磐座を見てきましたが、
あらゆる種類が揃っています。


7枚目のはおまけ。
後の時代に拵えたもののようです。



そして…いよいよラスト!
(順路通りならすぐにお目にかかられるもの)




ドッカーン!!!

これ以上の言葉は出てきません。




世の中のものすべてを支配するかの如く
圧倒的な神が降る巨石。




高さ30mほどあるかな?




やっぱり

ドッカーン!!!



これ以上の言葉が無い…。




神の存在とはこういうものか。




神は時に人に寄り添い
親しげな表情を見せることもあれど

やはりその存在は尊大であり
威風堂々と、さん然と。




「陰」ということなのかもしれません。

お社については後ほど別記事にて。




これが奈良県北東部から
一部の伊賀や相楽郡にかけての壮大な磐座の密集地の、

核となるものではないかと思わされる磐座群。



この磐座群を知らなかったことを恥じました。

まだまだ磐座については知見不足ですが、
はっきりとしたレベルアップができたかと思います。

そして最上のしあわせを賜りました。




《完》