生和神社
(いくわじんじゃ)


近江国野洲郡
滋賀県野洲市冨波乙631-1
(P無し、駐車は下部写真参照)

■祭神
生和兵庫介藤原忠重公
[配祀] 天照大神 武雷神 経津主神 野槌神


野洲市郊外の住宅密集地「冨波乙(とばおつ)」内に鎮座する社。
大和から当地に赴任し開拓、また村人を苦しめていた大蛇を退治したという藤原忠重公の遺徳を称え奉斎したという社。忠重公は藤原鎌足の末裔であり、当地は藤原氏の荘園であったと伝わります。
そもそもの創祀は寛弘六年(1009年)、忠重公が春日大社から勧請してきたことが始まり。近くを流れる「家棟川」が度々氾濫を起こしていたため治水工事に着手、良田が得られたようです。大蛇退治はこのことに端を発した伝説と思われます。そしていつの頃からか忠重公が祭神に取って変わられたようです。


車は隣接する児童公園入口の窪みに停め置きました。周辺道路は狭く他に停め置きできそうな場所はありません。またパーキング等も見当たりません。