春日神社 (高取町佐田)


大和国高市郡
奈良県高市郡高取町大字佐田742
(「佐田ふる里館」に停めて10分余り歩きました)

■祭神
天津児屋根命


高取町北部の大きな丘陵地帯、その東裾に鎮座する社。小さな集落の西外れ、長い石段を登った先に社殿が設けられています。
◎当社を有名にしているのは境内に築かれている束明神古墳。被葬者は草壁皇子が有力視されています。「佐田丘陵」に眠るという記述もみられ、地元伝承もあるようです。
◎当社創建由緒に関する資料は見当たらず不明。もちろん当社より先に古墳が築かれていたことと思います。草壁皇子が眠る地で祭祀が行われたとみるべきかと思います。



こちらが「佐田ふる里館」。ここ以外に停め置きできそうな所も無く、また駐車場代わりになっているようにも思います。

「束明神古墳」の案内を目印に進みます。

寺院の東側に参道が現れます。



こちらが束明神古墳





境内の隅にこのようなものが。この背後にかつては何らかの社殿等があったのでしょうか。