☆飛鳥板蓋宮跡


大和国高市郡
奈良県高市郡明日香村岡
(P無し、5~10分徒歩圏内に有料無料駐車場多数有り)


皇極天皇(重祚して斉明天皇)が営んだ宮。「飛鳥京」の中枢施設。

蘇我蝦夷に命じて造らせたものですが、入鹿が殺害される現場ともなりました。

重祚してもこの場所、入鹿が殺害されてもこの場所のまま。女帝にとっては特別な場所だったように思います。


あくまでも個人的な仮説ですが。

皇極天皇の即位は1月のこと。
「飛鳥の神奈備」山を「藤本山」と仮定して、朝日が山頂から昇る場所に宮を定めたのではないかと。南東方向30度くらいにあたり、これは冬至あたりに朝日が昇る方角。

・「飛鳥の神奈備」が「藤本山」である確証はない
・「飛鳥板蓋宮」の中心場所が当地である確証はない
・山頂から朝日が昇るのかどうかの実地検証を行なっていない

以上の問題はありますが、一つの説として考えています。





「藤本山」を遥拝。