御陵神社 (五條市久留野町)


大和国宇智郡
奈良県五條市久留野町647
(社前に駐車スペース有り)

■祭神



五條市久留野町の古い集落内の社。嘉禎四年(1238年)に御霊神社 本宮より、宇智郡全22ヶ所に分祀された一社。


ご祭神は井上内親王(イカミナイシンノウ)、第49代光仁天皇の后。その光仁天皇を呪詛したとして廃后、また難波内親王(光仁天皇の同母姉)も呪詛し殺害したとして大和国宇智郡に配流幽閉。そのまま2年後に亡くなりました。祟りを恐れたのは、陥れたとされる藤原式家を始め、桓武天皇までも。平安の都を震え上がらせていたと言います。死後、皇后に復位されて鎮魂されています。