船山神社旧社地・奥山巨石群


大和国平群郡
奈良県生駒郡平群町大字三里(「宮山」山頂付近)
(アクセス、登拝道は → こちらの記事にて)

■祭神
船山神
天児屋根命
住吉大明神


船山神社の背後の「宮山」山頂付近に座す、三体の巨石。その少し手前に船山神社は鎮座していたとされます。
◎長さ7~8mもの巨石三体は明らかに据えられたもので、磐座と解してよいかと思われます。これは「石舟」と呼ばれていますが、その姿から「鯨」三体ではないかという見方も。
◎この三体の東側に10m超の巨石が座しており、すぐその横に舟形に加工されたように見える岩があります。その巨石こそが船山神であり、舟形加工の岩が小舟ではないかと見受けられました。したがって三体は「鯨」なのではないかと。
◎登拝当日は山中で進行方向を誤り、山中をさ迷いました。おかげで信仰があった可能性がある露出岩盤を多く見つけられたので、写真を上げておきます。



こちらがその三体。

向かって右側。

真ん中。


舟形に加工されたように見える岩。

舟の縁でしょうか。

どこからどう見ても船。

10m超の巨石、全容は写しきれません。

反対側から。

旧社地の鳥居跡。


祭壇跡。

祭壇跡を背後から。

以下写真は山中をさ迷ったおかげで発見した露出岩盤。