☆ 「大国見山」 山頂磐座群


大和国山邊郡
奈良県天理市石上町
(アクセスや登拝記事は→こちら)


「大国見山」山頂の少し手前に座す磐座群。総数50体程度はあるでしょうか。とにかく圧倒的なもの。

明らかに組み上げたものが存在するため、「磐座」という認識でいいかと思います。

山頂には祠と伝説の「八龍王八箇石」と思しきものが存在します。個人的な見解としては、それらとは質を異にすると考え、後ほど別記事にて上げます。

当大磐座群は縄文あるいは旧石器時代からの信仰、山頂の小磐座群は有史以降のもの、もう少し具体的には飛鳥時代以降ではないかと考えています。

「大国見山」は標高約500mの美麗な三角錐。典型的な神奈備山。

この磐座群は西側に向けられており、きれいに開けて遠くは神戸方面まで見通すことが出きるとか。
あまりに数が多く、どういう意図で組まれたのか探るのは困難かと。

急斜面であり、踏み込めない場所にも多く座していたりもするため、岩々をすべて掲載するのは不可能。

撮り溜めたものの一部を掲載します。この威容さを感じて頂けるとさいわいです。