☆ 「明神岩」 (天神社御神体)


大和国添上郡
奈良県山辺郡山添村大字北野


天神社・美統神社の御神体山の山頂近くに座す磐座「明神岩」(「小諸明神窟」とも)。
天神社の御神体そのものであると思われます。

また山添・都祁地方に数多見られる「磐座信仰」の一つと思われます。

7年ほど前に一度訪れていますが、当時の写真が見当たらないことと、もう一度拝してみたい気持ちに駆られ再拝。


山の名前は不明。「天神の森」と呼ばれているようです。100mも無いほどの低山ですが、道無し、ほぼ45度前後の急斜面。

基本的に要登山装備!

服装はもちろんながら、ロープやピック?などが無いと大変な思いをします。

特に下り。大ケガ覚悟で落ちるしか無い場所も多くあります。

ま…それを分かってて、しかもビジカジスタイルで登拝しました。
やはり神の御前に上がるのに、最低限このスタイルでないと…。

前日の「名草山」登拝で、体のあちこちに傷を負っているのに…懲りないアホです(笑)


今回は意を決して磐座の正面にまで回り込みました。ここまでしなければ、下るのに絶望感を味わうほどでもないのですが。

正面に回ると、冒頭写真のように御幣が立てられていました。写真は遠くから写したものを拡大切り抜きしています。

磐座は「小諸明神窟」とも呼ばれていることから、御幣が立つ場所は「窟」になっていると思われます。

それにしても…神職さんも大変やな…と。



神社の東側に神宮寺があり、そのまま通り過ぎて山裾に向かいます。鳥居前の道です。

とにかく山頂方面を目指して。神社からはちょうど北東方向に辺ると思います。

木がある場所は根元めがけて滑り落ちると止まります。木が無いところは運を天にまかせ落ちます。

以下3枚は西側の側面から撮影。



真下から撮影。冒頭写真はこの写真を拡大切り抜きしたもの。