中言明神社 (田尻)


紀伊国名草郡
和歌山市田尻323
(短時間なら道路向かいの広くなったところに停められそうです)

■祭神
(不明)


「名草山」の北麓からさらに300mほど北の社。社殿無し石碑のみ。中央に「中言神社●」(最後の文字は判別不可)、右側(向かって左側)は無文字、灯籠には「金毘羅大権現」と刻まれています。
「田尻村」には中言明神社が鎮座していたと、「紀伊續風土記」(江戸末期)には記されます。そこには「少し頂を露したる石あり 地に入る深さ知りかたし 日前宮濱ノ宮へ遷坐の時御腰を掛けられたる石なりといふ」と。「石」に触れていることから、これは同じ田尻集落内の中言神社のことだろうと思います。鳥居横にそれらしき「石」が座しています。
当社に関しての情報は現状皆無。分かり次第、記事を改訂します。