日下神社 (東大阪市日下町)


河内国河内郡
東大阪市日下町1-4
(P無し、近隣に停め置きできそうなところも無し)

■祭神
若日下部王(ワカクサカベノミコ)


神武東征において長髄彦神と激戦となった「孔舎衛坂(くさのえのさか)」推定地のやや南麓、石切劔箭神社 上之社のやや北に鎮座する小さな社。
創建由緒についての資料は見当たりません。ご祭神の若日下部王は雄略天皇皇后。草香幡梭若朗女(クサカノハタビワキノイラツメ)や波多毘能若朗女(ハタビワキノイラツメ)などとも。仁徳天皇と妃である日向髪長媛との間に生まれています。「古代の部民である日下部氏は、この皇后の生活の資用に充てられた料地等の管理に従事した人々とする説があり、各地に配置された屯田兵のような軍事集団でもあったとされる」とWikiには記されます。
当地にこの神を祀る社が鎮座するということは、皇后の出身地であったのか、あるいはその日下部氏の拠点の一つであったのでしょうか。