石切劔箭神社 (上之社)


河内国河内郡
東大阪市上石切町2-34
(P有、狭小・坂道・細かいカーブが多く運転は注意が必要)

■祭神
饒速日尊
可美真手尊(ウマシマデノミコト)


石切劔箭神社(本社)の上之社とされる社。「奥の院」と称されることも。
◎往古は生駒山系の「宮山」山中にあった社(現在は「奥宮」)が、当地に遷座されたのを創建としています。可美真手尊が饒速日尊を祀ったのが創祀。
◎奥宮の創建時期は「皇紀二年」とされているのに対し、当社に遷座されたのはおそらく1700年以降のことで新しい神社と言えます。
開かれて俗世間にまみれた本社とは異なり、訪れる人もまばらで神霊の籠る空間。ご本殿から先には「石切の御滝」、弟橘姫を祀る「婦道神社」、「八大龍王社」、饒速日神の妃である登美屋姫(三炊屋姫)を祀る「登美霊社」があります。弟橘姫は穂積氏の血を引き、日本武尊の妃となりました。「登美霊社」は社殿の老朽化が進み、現在は閉じられて神霊は「婦道神社」に合祀されています。

*写真は過去数年に渡る参拝時のものが混在しています。










ご本殿脇の「上之社址」。

「石切の御滝」


婦道神社

八大龍王社

登美霊社。現在は閉じられています。