酒垂神社 (豊岡市法花寺)


但馬国城崎郡
兵庫県豊岡市法花寺字長楽寺725-1
(P有)

■延喜式神名帳
酒垂神社の比定社

■旧社格
村社

■祭神


豊岡市東部の山里地「法花寺」に鎮座する社。背後には京丹後市との境界になる「白雲山」が控えます。
◎創建由緒については、城崎郡司であった物部韓國連久久比命が贄田の酒処を定め、酒解子神・大解子神・子解子神の酒造三神を祀り醸造、これを祖神に供え五穀豊穣を願ったのを起源としています。現在のご祭神は杜氏の祖神であり、宮中造酒司の守護神。
◎背後の「白雲山」までは登山道が整備されているようです。この山の西側に「こさづ峠」を挟み「大垂神酒」という山名でしょうか、その麓に「小垂神酒」という名が見え、さらにその麓には「大神谷」というものも。おそらくこの辺りに旧社地があったのではないかと思います(いずれも現地未確認)



境内社。寂れ具合と落葉がなんともいい雰囲気に。


中央より右側が「白雲山」、左側は「大垂神酒」「小垂神酒」「大神谷」辺りでしょうか。