☆日本武尊琴弾原白鳥陵 (白鳥陵)
大和国葛上郡
奈良県御所市冨田
(P無し、近隣に停めておけるスペースも無し)
冨田の古い集落の外れ、「御茶山」が御陵に治定されています。
日本武尊は伊吹山で病に伏し能褒野で薨じます。その後、白鳥と化し大和国「琴弾原」、河内国古市邑を経て天高く舞い上がったと紀には記されます。その「琴弾原」がこちら。
熊襲平定、東国平定へと奔走した日本武尊は、大和への憧憬を次のような歌で示したとされます。
「倭は 國の真秀ろば たたなづく 青垣山籠れる 倭し麗し」
白鳥に化して云々…は神話でしょうが、尊が大和へ帰りたいと思っていたであろうと想像してのものかと。
このようなロマンがあるからこそ、古代の探求はやめられないのですが。
※写真は2018年5月と2021年2月撮影のものが混在しています。