杉谷神社


伊賀国名張郡
三重県名張市大屋戸62
(P有)

■旧社格
郷社

■祭神
天之穂日命
[配祀] 大物主神 五男三女神 建速須佐之男命 天兒屋根命 櫛名田比賣命 大山祇神 大日孁貴命 火之迦具土神 大綿津見神 天押雲命 菅原道真公


名張市に大規模開発された新興住宅地の一つ、梅ヶ丘の入口付近に鎮座する社。開発されているので往古の様子は分かりません。
社伝によると、第56代清和天皇の第2皇子 貞基親王が伊賀国を治め、その子孫である大江氏が貞観一八年(877年)に親王の霊を氏神として祀ったのを始めとしています。別の情報によると、始祖として天之穂日命を祀ったと。
江戸時代には天満宮、あるいは杉谷天神と称されていたらしく、いつの頃からか祭神替えがなされていたもよう。明治に本来の天之穂日命に戻され、合祀令により近隣11社が合祀されたようです。

※写真は2018年6月撮影のものです。