☆猪田神社 神奈備山登拝(天真名井・磐座群・伊賀津彦大明神廟) 


伊賀国伊賀郡
三重県伊賀市猪田5139
(住所は猪田の方の猪田神社の住所)
(猪田の猪田神社のP利用)


神奈備山であろうとされる式内社 猪田神社には同名の論社が2社あり、
いずれも当山の麓に鎮座します。

北麓が「猪田神社(猪田)」、東麓が「猪田神社(下郡、記事未作成 後ほどUPします)」。

神奈備山への登拝は猪田の猪田神社からのみ可能。
ただし神聖な地という認識からか、登拝を許可されておられるのかどうかは未確認、
もちろん登拝道などもありません。

「天真名井」は西麓にあり、参道が整備されています。

5~6年前に訪れた時はにわか雨が降りだし断念、今回は小雨になってきたので敢行!

まずは最初に訪れた「天真名井」から。
由緒等は不明ながらそもそも「真名井」があるようなところは大抵、「特別な聖地」かと。


拝殿やご本殿のある高台を登らず、その手前から。ここから徒歩5分ほどでしょうか。







途中の参道から登ることができそうなところは見当たらず、
また引き返して拝殿の横から試みました。




灯籠の横から登りました。
山の斜面を一心に駆け上がり、何度もぬかるみに足を取られて泥んこになりながら(笑)





10分ほどで見えて来ました。
「伊賀津彦大明神廟」であることは間違いないかと思います。

三重県神社庁のデータでは直系24mの円墳、
西側には横穴式石室の開口部があるとか。

偉大な神がここに眠っておられると思うと、引き締まった気分に。
丁重に手を合わせ、簡易な祝詞を奏上。

西側は崖で崩れたような状態であったので、
ここまでで断念。

ここまでは容易にたどり着けましたが
大変なのはここから。

磐座探しに向かいます。

「日月石」と称される円形と三角形の2体の磐座があるとか。
由緒書の写真には注連縄が回してあるようです。

たかだか数十メートルの丘とはいえ、しとしとと雨が降り滑る滑る(笑)





写真のような磐座と考えて間違いなさそうな磐を2ヵ所発見。

ところが、どうやら「日月石」ではなさそう。

すでに夕方5時前、
社務所で許可も取らず登拝したので、ここまでで断念しました。

1時間以上も山の中でさ迷いました(笑)

このあと大急ぎで下山し、もう一つの猪田神社(下郡)へ向かいました。 

「日月石」以外にも磐座が存在、
しかも由緒書きなどにも記されていないもの。

もっと探せばまだまだ出てきそうですが、
それほどの聖地であることが分かっただけでも良しとするか…と。