須佐神社 (旧社地 中雄山山頂)


紀伊国在田郡
和歌山県有田市千田1641
(須佐神社P利用)


元々は中雄山山頂に鎮座していた須佐神社。そこには石碑が残されています。
元明天皇の御代(707~715年)に遷座されています。「紀伊国続風土記」によると、かつては山頂に海向きに鎮座していたが、往来する船が恭意を示さないと転覆させるなどの神威が発動したという理由から、海から見えないところに遷されたとのこと。
この遷座理由を海賊行為そのものと見て、またそれが大和朝廷に取って代わられて徴税する仕組みとして成立したという考えも。真偽のほどは定かではないものの卓見に値するものかと思います。


ご本殿の側から登拝口があります。

古墳とも思えるような盛り上がりがちらほら。

「須佐神社旧跡」と彫られているのでしょうか。