淀媛神社


備後国沼隈郡
広島県福山市鞆町後地1596-2
(当社駐車場なのかどうか不明の駐車場が横にあります)

■祭神


数多くの歴史舞台となった「鞆の浦」の端、小さな半島の先端に鎮座する社。
◎神功皇后が三韓征伐に向かう際に当地に寄港し、綿津見大神を祀ります(沼名前神社の境内社 渡守神社、もしくは御旅所 渡守神社)。そして帰還した際に妹の淀媛を沼名前神社の祭主として留め置いたとしています。その淀媛が祀られるのが当社。
◎淀媛はその後、当地を去ったとしてしており、その時に創建されたのかもしれません。また去った先は、與止日女神社のある肥前国から筑紫国辺りということなのでしょうか。
◎社伝では虚空津姫、豊玉姫と同神としています。虚空津姫は一般的に同神とされ、豊玉姫も同神とするのは他社でも見受けられますが。
当社沖合いには「皇后島」、鳥居横には当地に降ったとされる三体の隕石(レプリカ)もあり、見所の多い社です。


半島の先端に鎮座しています。

狛犬も人気らしいですが…。


境内から皇后島を。

隕石(レプリカ)

現在の行方は明らかになっていません。ご神宝として当社や沼名前神社にて祀られているのかも。三体というのは偶然なのか数合わせなのか…。