高龗神社 (口倉神社、桜井市萱森)


大和国城上郡
奈良県桜井市萱森
(境内に駐車できるが普通車は困難、駐車は下部写真参照)

■祭神
九頭大明神


「初瀬」の奥地、「隠口(こもりく)」一帯に点在する九頭龍神を祀る一社。「初瀬街道」から桜井浄水場を北へ向かい、「口ノ倉トンネル」を抜けたすぐにある10軒足らずの小さな「口ノ倉」集落に鎮座。標高は320m程度。
おそらく長谷寺創建に当たり、信濃国の戸隠神社(未参拝)から九頭龍神を清水山の高龗神社へ分霊し鎮守社に。そこからさらに分霊された一社かと思われます。
ご本殿は無く岩そのものがご神体。また拝殿の隣には磐座と思しき巨石が二体。祀られ方から考えて、勧請される前から何らかの信仰があったのかもしれません。

*写真は2018年7月頃と2022年4月のものが混在しています。


この坂を登ると当社へ。「高束城」への案内を目印に。停め置きはいつも赤い車の場所にて。


50m足らず登るとこのような場所に。「高束城」はこの下を潜って(潜らずとも行ける)、当社はその上に、このまま進みます。


こちらが当社の駐車場。軽なら問題なく登って来られると思います。


石碑には「口倉神社」。

拝殿横の磐座らしきもの。

扉の向こうから。二体が組まれています。

拝殿の向かって左端に御神体へ向かう扉があります。施錠されてはいないので立入禁止ではないと思われます。

御神体が見えます。


ずっと磐座だと思っていましたが、よくよく見ると狛犬だったことが分かります。原型を留めていません。

相当古いものだったのでしょうか。

大小の陽石が二体。



「まほろば湖」が見えます。