白鳥神社

河内国古市郡
大阪府羽曳野市古市1-1
(社前にコインP、40分100円)

■延喜式神名帳
[合祀社] 高屋神社の論社

■旧社格
村社

■祭神
日本武尊
稲田姫命
素盞嗚尊

古市駅前のこんもりとした丘に鎮座、古墳のようです。駅の設置で崩され分からなくなっていますが欽明天皇の殯宮跡という説もあるとか。
元は南西の伊岐谷と呼ばれる地の白鳥稜古墳の近くにあった伊岐宮(素盞嗚尊、稲田姫命)だったのが戦乱で焼失していたようです。さらにすぐ西横の峯ヶ塚古墳の頂にあった白鳥神社が大地震で倒壊していたようです。結局のところ合祀ということでしょうか。
さらに明治の合祀令で式内社の高屋神社も合祀されています。 新たに南500mほどのところに創建されていますが、当社にも鎮まったまま。
この地一帯は河内文氏(かわちのあやうじ)の本拠地。百済から移り住んだ一族ですが、新羅大明神ともされるスサノオ神が祀られるという奇妙な歴史となってしまっています。





この辺りが古墳の頂か。

白長大明神