森市神社
大和国十市郡
奈良県磯城郡田原本町大安寺西馬場199
(P無、いつも参道横に畑仕事のお邪魔にならない程度に停め置いています)
■延喜式神名帳
[境内摂社 千代神社] 千代神社の論社
■祭神
生雷命
[境内摂社 千代神社] 八千千姫命
生雷神を祀る森市神社の境内にある、式内論社の千代神社(ちしろじんじゃ)。
◎千代神社は平安初期に、近くを流れる「初瀬川」の洪水により社殿が流失してしまったようです。論社は計3社、さまざまな文献を追っていくと以下のような経緯が見えてきます。
◎流失した社殿がたどり着いたところが川下の西方400mの「柿ノ森遺跡」、ここで祀るようになりました。後の時代に元の鎮座地でも祀ることにしたのが、千代中垣内の春日神社の境内。ところが、森市神社の運営に協力していた村(阪手北)の八阪神社(後ほど記事改定予定)でも合祀されるようになりました。なお「柿ノ森遺跡」からは大正十三年に現社地ヘ遷座されています。
◎「柿ノ森遺跡」とは第一次調査のものの近世の遺構であるとのこと(第二次調査分は弥生時代からの遺構)。住所は「阪手942-2」の隣接地のようです。場所の詳細は不明ながら、いくつかの地図を追っていくと阪手の須佐之男神社の東側辺りかと思われます。
◎ご本殿の向かって左にある社殿がおそらく千代神社かと思われます。千代神社のご祭神は八千千姫。天棚機姫神と同神(古語拾遺)または孫神(倭姫命世記)とされる神。いずれも神衣(かんみそ)を織った姫神と言われています。
*写真は古いもの(おそらく2017年11月頃)と2021年4月撮影のものとが混在しています。




